こんにちは、リーズンです。
激安スーパーで買いだめしたわたしです。
日本人の給料が上がっていない・・という話をよく聞きます。
日本だけ給料が上がらずにすっかり貧しい国になりつつある、というような話ですよね。
その要因として非正規雇用で働く人が増えているからだ、と。
こう聞くとなるほどな、確かに日本人の平均年収は上がってないみたいだな・・
と思うところもあります。
しかし本当にそんなに非正規雇用で働く人の割合が増えているのか?
と感じる部分もあります。
細かく見てみると確かに多少上昇傾向にある年代・性別もあります。
しかし一番大きく非正規雇用の割合上昇に関与しているのは・・
65才以上の男女ですね。
これは男性と女性いずれも大きく上昇しています。
今の日本で65才以上の正社員というのは限られると思いますから、
65才以上の方が働こうとすると必然的に非正規雇用で働くことになる・・
ということのようです。
それ以外の65才未満の年齢層に関してはそんなにびっくりするほどは非正規雇用は増えていないというのが現実のようです。
なんとなく
- 日本は非正規雇用を増やしたせいで給料が上がらないんです!
という文言に引きずられている感がありますが、内容は正確に見ていく必要があるのかもしれません。
それよりも気になるのは性差でしょうかね。
これは圧倒的に女性のほうが非正規雇用の割合が多い・・ということですね。
これについての明確な理由は多分ひとつではなく・正確には分かりませんが
正社員での仕事にうまく就けなかったり、
既婚の女性ならば自分の都合の良い時間帯で働きたい・・
というようなことがあるのでしょうかね。
今のこの多数の非正規雇用・もしくは扶養内で働いている方々をどうにか
フルタイム労働へと近づけてしっかり払うもの払ってもらおう!
という流れを感じます。
しかし例え待遇があまり良くなくとも自分の都合の良い時間で働ける仕事でないと
現実的には働けない・・というニーズは大きいと思います。
このニーズが満たされないようになると逆に労働人口・労働機会が損失してしまう危険性もあろうかと思います。
今よりももっともっと様々な労働の形が増え、誰もが何かしらの形で働けるようにならないのかな・・と感じてしまいます。
とりあえず今のフルタイム正社員でなくても生きていけたらなぁ・・と思っているだけですがね。。