こんにちは、リーズンです。
世の中の不条理を噛みしめるわたしです。
日本の勤労者の給料が上がっていない・・
ということが言われていると思います。
もう少し詳しく言うならば
非正規労働者が増えたため給料の安い人の割合が増えた、ということでしょうか。
この非正規労働者の中には60才以上の方も含まれていますかね。
60才・65才になっても働けるうちは働きたい、という方が増えているようです。
ですので若年層の非正規労働者が急激に増えた、というよりは
高齢の労働者が増えてきたというほうが影響は大きいのだろうと感じます。
とは言いましても若くして非正規労働者として働く人もいらっしゃると思います。
そしてどうしても正社員の人と比べると給料が安い・・
という問題がありますよね。
仕事内容的には正社員の人と何ら変わらないことをしていても
非正規社員というだけで給料は安いという不条理ですよね。
このことを問題視した結果「同一労働同一賃金」ということが言われ出しました。
同じ仕事内容であれば給料も同じ・・ということが妥当であろうということです。
しかしながら
雇う側の視点で考えると、今まで安い給料で働いてくれていた非正規社員の方の給料を
ただ上げてみても特にメリットはありません。
非正規社員であっても優秀で給料を上げなければ辞めてしまいそう・・
ということであれば待遇改善もあるかもですが。
でもそのような場合は
正社員へ登用してみたりするものだと思いますので
そもそも非正規社員のままで待遇改善、という状況があまりありえないのかもしれないですね。
そこで思いつくのは
- そうだ、正社員の給料を下げれば賃金格差なくなるんじゃない?
という悪手ですよね。
このような方法を取ってはならない、ということのようですが
実際にわたしの勤めている会社では正社員の給料が下がりました。
正社員であっても・そのような待遇悪化が嫌ならば辞めてしまえばいいんでしょうね。
そうなると良い人材は集まらなくなり・待遇を上げざるを得ないということになりますかね。
ですが日本では・まだまだ転職のハードルは高く
できるだけ今勤めている会社で我慢してでも勤め続けよう・・
という人がほとんどだと思います。
基本的には長く勤める方が待遇面や仕事面でもメリットが多いですからね。
あとはいくら正社員と非正規社員とで同じような仕事をしている・・
と言っても・どうしても負担のかかる業務は正社員が担当したり
正社員の方は管理職候補として育成して・・という部分がありますので
それをどうしても同じ目で見ろと言っても現実的ではないのかもしれないですね。
思うに・それならば
やはり正社員を目指して働く方が正論のように思えてしまいます。
正社員になりたくてもなれないんだよ!という声もありそうですが、
逆に言えば正社員の方は正社員になるために自己研鑽してきた部分もあると思います。
見た目の仕事内容が同じ、というだけではなく
部署を俯瞰できるか、とか
人の育成ができるのか、とか
色々と見てしまうところはありますかね。
でも・そういうことで差別するのは良くない!ということみたいですね・・