こんにちは、リーズンです。
宝くじは買わないわたしです。
会社の人間関係が煩わしくなり隠遁とした生活を企てています。
そのための資金を貯めているんですが、まだ時間はかかりそうです。
普通の思考だと
①仕事疲れた・人間関係疲れた
②働かずに生きられないか
③お金貯めてリタイアしよう
ということで懸命にお金を貯める・・
お金が貯まれば自由への扉が開くはず、というくらいの感じだと思います。
ですが一方で
④貯まったお金を使い切ろう・使い切れる分だけ貯めよう
という考えもあろうかと思います。
この考えが実践できれば最小の貯蓄でFIREできるということになるはずです。
ですが現実はそう簡単ではないですよね。
なぜなら何十年も先のことは誰にも見通せないからです。
よく言われていることでは
インフレが進んで貯めている貨幣の価値が下がってしまうとか
健康問題が発生して医療費にお金がかかってしまうとか
思わぬ長生きになった場合に介護費用が必要になる・・
などというようなことは起こり得ると想定できますよね。
最初のフェーズでは【お金を貯める】ということが一番大きな問題で
そしてそれが今の状況を変え得る唯一の方法であると思い込んでしまいますよね。
でもやり方を間違えなければ【お金を貯める】ことはそんなに難しくないのかもしれません。
(いくら貯めるのかにもよりますが・・)
しかし
④貯まったお金を使い切ろう・使い切れる分だけ貯めよう
これは通常の精神の持ち主にはほぼ不可能かもしれません。
なぜならば・予測不可能な将来に対して不測の事態が起きてもある程度対処できる余裕を持っておく、ということになるからですよね。
それ故にほとんどの人はお金を残して現世を去っていくことになるのだと思います。
④使ったお金を使い切ろう・使い切れる分だけ貯めよう
これを実践しようとすると
もう生きている内にたぶんお金がなくなる・しかしお金がなくなってもその時考えればいいや・・
くらいの感じでいないと不可能だと思われます。
ということは節約ゴリゴリの極貧生活に耐性がある人でないと選択し難いということになりますかね。
実際はお金が足りなければ働けばいいのでしょうが、普通に働き続けられる人がFIREは考えないとも感じますので・・
いずれにせよこの第二の障壁が非常に高いのだと現在感じています。
退職後の生活を心配するあまりセミリタイアには踏み切れないままになってしまう・・
踏み切るのが正解か否かはよく分かりませんが、優柔不断では前へは進めないのかもしれないですね・・