セミリタイアしたい人

アラフィフの会社員、セミリタイアしたいのか?どうしたいのか?五里霧中な日々を綴ります。

養われる男

こんにちは、リーズンです。

 

 

パスタを食べたわたしです。

 

会社の人間関係に辟易してセミリタイアを考えています。

今は仕事をダウンシフトして働いています。

 

最近「年収の壁」という言葉をよく耳にします。

いわゆる扶養枠内で働いている人の年収が壁を越えてしまうと

扶養扱いにならなくなり困ってしまう、ということでしょうかね。

この扶養枠内、つまり第3号被保険者というのは・・

非常にお得な制度ですよね。

つまり保険料を払っていないのに・払ったことになるという・・

ある意味夢のような状態です。

ですので

この「年収の壁」にこだわり・扶養枠内で働こうとする人が多いのも納得できますね。

しかも現実はそれだけではなかったりします。

仮に妻が扶養内で働く場合、つまり夫に扶養者がいる場合には

夫のほうに養うべき家族がいる、ということで何かと手当がつく会社もあると思います。

そのようなことから

第3号被保険者に留まることはダブルで美味しいということになります。

逆に言えば

扶養内で働いていた人が扶養から外れて働こうとする場合

かなりの年収UPにならないと夫婦合わせた手取りの収入は全然上がらない・・

ということになりますね。

 

しかしながら

これは被保険者にとってはお得ということは保険者にとっては美味しくない制度だとも言えます。

そしてこの年収の壁のせいで半日勤務に止めようとする人が多いと

これからの労働力不足に拍車がかかってしまうということでしょうか。

そのような理由で

たぶん今の第3号被保険者は大きく変わるのだろうと思っています。

会社規模によって106万円とか130万円とかあると思うのですが

これが例えば50万円になったらどうでしょうか?

流石に50万円では収入が少なすぎるので

それからもう社会保険をかけてフルタイムで働こうか、という人も増えるのでしょうかね。

ただこれは

収入の問題だけではなく

例えば働きながら家事も色々とやらなければならないため

半日勤務くらいがちょうどいい・・

ということも現実にはありますよね。

そしてちょうど扶養内に収まるなら・尚お得だし・・

という感じでしょうか。

 

働く人がお得になる方向なら年収の壁が200万円になれば良いのでしょうが

今後の年金情勢などを鑑みると

皆さんしっかり保険料を払ってね・・ということでしょうから

壁は限りなく下がってくると考える方が自然ですかね。

 

とは言うものの

わたし自身も退職した後は妻の扶養にこっそり入ろうかと思っていたので

できればこの制度は維持していただきたいとは思っています。

しかしながら

労働者への搾取は終わることは無いのだと・・予想します。