こんにちは、リーズンです。
人を非難する前に自分を省みたいわたしです。
ロシア・ウクライナ侵攻もずいぶん長期化してきましたね。
ロシアは当初電撃的に勝利して終わると思っていたのでしょうが、そうは簡単ではないようです。
この侵攻に伴いロシアとウクライナの国について多くの情報を目にする状況が続いています。
それらを見ていると自国日本とは全く違う、たぶん数多の国々がそれぞれ違うのだろうという思いが強くなりました。
日本人は規律を重んじ政治家・政権主導者にも品行方正さを求める部分が大きいですよね。
中には怪しい・ほぼ黒い政治家もいますが、基本的には嘘をつかず・いわゆる「善」を期待します。
しかしロシアの政治家はどうでしょうか。
「我々は一般人は攻撃していない」
「食料危機はNATOがロシアへ制裁を科しているのが原因だ」
などなど・・
我々日本人の感覚からすると・もう言いたい放題、言ったもん勝ちな感じで通しているように見えます。
ですがそれはあくまで「日本人」の感覚であり、それが正しいのかは不明瞭です。
日本のように平和で豊かな国ではなく、国が生き延びていくために・人々がその日をどうにか暮らしていくために必死で抗っている地域もありますよね。
そのような人々からすれば品行方正などは何の役にも立たないと思っているかもしれません。
とにかく「生きる」ためには平気で嘘をつき・人を陥れてでもどうにか自分と家族を守っていくことが「普通」な人もいるように思います。
そのような生活をしている人々を一概に「悪人」だ、と切り捨てても良いものなのでしょうか？
朱に交われば赤くなる、と言いますから・そのような環境で生まれ育った人は・・そうなっていくものだと思います。
つまり争いはそれぞれの「正義」が相反して・そしてそれが譲れないからこそ起きるのでしょう。
厄介なのはそれぞれの「正義」がそれぞれ正しいと完全に思っていることです。
しかし自分の正義を振りかざすだけでは分断は進むばかりです。
全てを譲ることはできなくても、一部譲歩しながら話し合う場が必要ですよね。
ただし絶対に譲れない相手・案件には・・もうどちらかが殲滅するまで戦うしかないのでしょうかね・・
