こんにちは、リーズンです。
米国利上げ継続ですね。
まだまだ物価上昇率が抑えられていないようです。
長引く利上げは株価下落と景気後退をもたらすかもしれませんが、インフレ対策としては仕方ないのでしょう。
一方日本でも物価上昇しており・国民の不安と不満が噴出していると思います。
ただ米国の上昇率と比べると・・日本の物価上昇はまだそれほどでもない感じもします。
ですがこれは賃金上昇率と併せて見ていかないと一概には言えませんよね。
あとは同じ上昇率、と言いましても元々の物価レベルが大きく違うと・ただ単に上昇率同士でも比較はし難いですね。
30年間で日本の賃金上昇率は4.4%、米国は47%だそうです。
日本の賃金上昇停滞の原因はたぶん非正規社員の大幅増加ですかね。
じゃあ日本の状況が悪いことだけなのか?と言うとそうでもないですよね。
日本に比べると米国の失業率は高いです。
これは日本のほうが簡単にクビにならない・・ということもあるかもしれませんが、違う視点では米国のほうが労働力の流動性が高いですよね。
日本でも転職する方は増えてきたと思いますが、米国は簡単にクビになる代わりに転職することが特にデメリットではない・・というところなのでしょう。
ただ日本よりも実力主義かもしれませんので、能力のある人は稼ぎ・そうでない人は職がない・・ということかもしれませんが。
賃金が上がらないのも困りものですが、だからと言ってあまりに簡単にクビになるような社会は・・個人的には不安に感じてしまいます。
それから賃金を比べる上で退職金の有無も大きいファクターだと思います。
日本には退職金制度がある会社が多いですが、米国には制度がないようです。
もし仮に退職金を全て前払いでもらえば賃金は上がりますよね。
そして退職金があるが故に労働の流動性は失われて第二・第三のキャリアが積みにくいということもあるのでしょうか。
しかし退職金がないと老後資金を自分で捻出しなければならなくなると思います。
ですので米国の人は投資をする割合が高いのでしょうかね?
日本と米国のシステム・いずれもメリットとデメリットがある感じがしますが、
わたしはもう退職金をもらう前提がありますので・・退職金制度があって今は良かったと思う次第ですね・・